家中快適ネット計画
~全部屋でインターネットがつながる~
2025/11/7更新

住宅のネットワーク化が進み、テレワーク・オンラインゲーム・ネットショッピング・オンライン授業などインターネットに接続する場面がますます増えています。家族全員でインターネットを接続するためには、安定したネットワーク環境が必要です。安定したネットワーク環境を構築するには、家を建てる前にいくつかの準備が必要です。今回はその準備方法をご紹介します。
新築でネットが繋がらない・繋がりにくい経験はありませんか?

昨今の新築住宅は断熱材や床暖房のため、電波が届きにくい…
Wi-Fi(無線LANルーター)を利用する場合、家の隅々まで電波が届かず、安定的にインターネットが利用できない部屋が発生してしまう可能性があります。
昨今の新築住宅は高性能化により、電波の障害物(断熱材や床暖房)が増え、電波が届きにくい環境になっているためです。
どうすれば、全部屋で快適にインターネットを使えるようになるのでしょうか?

全部屋に安定したネットワーク環境を整えるためには?

住宅内のネットワーク化には、有線LANと無線LANを利用する方法があります。全部屋にLANモジュラジャックを設置することで、有線LAN接続・Wi-Fi接続をご自身で選べる状態にする必要があります。
そもそも有線LANと無線LANとは何が違うのでしょうか。

有線LANとは文字の通り、線を使って接続するLANのことです。LANとはローカルエリアネットワークとよばれるものですが、住宅においては家庭内のネットワーク機器をLANケーブルと呼ばれる線で接続することを有線LAN接続と言います。一方無線LANとは言葉の通り、線はなく電波を使い接続するLANのことです。この電波を利用して家庭内のネットワーク機器を接続することを無線LAN接続と言います。また無線LAN接続は様々な種類(規格)がありますが、一般的にはWi-Fi(ワイファイ)という言葉の方がなじみ深いかもしれません。ただし、Wi-Fiを利用する場合も、Wi-Fi機器にLANケーブルを接続する必要があり、有線LAN接続・無線LAN接続を構成する上で、LANケーブルは必須となります。また、有線LAN接続・無線LANを構築してもインターネット通信はできません。必ずインターネット会社と契約が必要になります。
有線LANと無線LANの併用・使い分けでさらに便利に

これらのメリット・デメリットを考慮しながら、有線LANと無線LANを併用したネットワーク環境を構築しましょう。デスクトップパソコンやスマート家電など、移動しない機器に対しては有線LANを使用し、スマートフォン・タブレット・オンラインゲーム機など、家の中を移動するものは無線LANを使用するのが便利です。
有線LANは、家を建てる前にしか配線できない!?

LAN配線は、家が建てられる前に行う必要があります。建物が完成してからでは露出配線となり、せっかくの美観が損なわれてしまいます。そのため、将来のネットワーク生活を考慮し、あらかじめネットワーク環境を整える準備が必要です。ハウスメーカー様・ビルダー様の方で先行配線を行い、お施主様満足度をアップさせませんか?
這わせた有線LANがぐちゃぐちゃになるのを防ぐ

新築時にLAN配線を先行しても、通信機器が下駄箱や屋根裏などに雑然と置かれてしまうと、管理が行き届かなくなります。そこで「情報分電盤」を設置し、テレビ・インターネット・電話などの関連機器を一か所に集約することで、美観を損なわず、将来的な機器の追加にも柔軟に対応できます。スライドラック付きの情報分電盤を選べば、収納力が高く、機器の管理も簡単です。
サン電子の情報配線システムのラインアップ

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安定したネットワーク環境に!

全部屋にLANケーブルの差し込み口(LAN端子)を準備することで、どの部屋でも有線LAN接続・無線LAN接続が利用できるようになり、ご利用シーンに応じたネットワーク環境を整えられます。
補足 10Gbpsの高速通信とは?

bps(bit per second)とは、通信速度の単位で1秒間に転送できるデータのビット数を表します。従来の1Gbpsや最新の10Gbpsなどの通信サービスがあります。10Gbpsサービスは、1Gbpsの10倍スピードが速く、オンラインゲームや4K動画のダウンロード、スポーツ観戦などに適しています。
























